監修: | 東京女子医科大学 脳神経外科 平孝臣先生 公立大学法人 横浜市立大学附属市民総合医療センター リハビリテーション部 根本明宜先生 |
痙縮は筋肉に力がはいりすぎて、動きにくかったり、勝手に動いてしまう状態で、医学的には反射の一種である伸張反射亢進とされます。 わずかな刺激で筋肉に異常な力がはいり、動きにくいだけでなく、眠れないことや痛みの原因になります。日常生活動作(ADL)のみならず、生活の質(QOL)の低下の原因となります。
意識せずに自動的に動く仕組み
例)熱い物を触ると、腕をすぐに引っ込める反射:危険な刺激から自動的に逃げる逃避反射
筋肉が伸ばされたときに伸ばされ過ぎないように力を入れる反射